全国サービサー協会について

理事長挨拶

 私ども一般社団法人全国サービサー協会は、「債権管理回収業に関する特別措置法」(通称サービサー法)に基づいて設立された債権回収会社(サービサー)の自主規制団体です。2000年10月16日に任意団体として全国サービサー協会を設立し、その後、2009年4月1日に一般社団法人化しています。

 さて、当協会では2024年度の基本方針として、「サービサー業務を通じて、業界への社会的信頼を向上させ、日本経済のサステナブルな発展に寄与する」ことを掲げています。

 テーマは「サービサー法改正と業務拡大に繋がる対応の継続」とし、副題として「サービサー機能を活用して事業再生・再チャレンジを促進することにより地域経済活性化に寄与するとともにサービサーが取り扱うことが出来る債権の拡大を目指す」こととしています。

 社会の要請を踏まえた債務者への適切な対応とともに、事業再生等を通して社会的課題の解決に貢献することで、サービサーが日本経済のサステナブルな発展に寄与する社会インフラであるという信頼と、その存在意義をより発揮する時だと思います。

 基本スタンスは引き続き「社会的信頼の向上」に置き、それを実現するための取組みとして、コンプライアンスや業務関連の研修実施や、苦情受付相談センター及びLS検定の適正な運営、暴力団等反社会的勢力の排除活動に対する支援などを継続してまいります。

 今後とも、上記の基本方針等に基づき、各種施策に取組み、自主規制団体としての役割を適切に果たして行く所存でございます。

2024年6月28日
一般社団法人 全国サービサー協会
理事長 理事長 松尾 秀樹